大阪で資産価値が落ちないマンションはどのエリア?
大阪でマンションに住むことを決めたとき、よりよいマンションに住みたいと思う方は多いと思います。自身にとっての希望条件はもちろんのこと、資産価値がなるべく高いマンションの方が今後、販売することになったときにも高値がつく可能性が高くなります。
またマンションを投資用に購入したい方にとっても資産価値の高さは非常に重要となります。そこでここでは、大阪で資産価値が落ちないマンションのエリアについて紹介していきます。
大阪・梅田周辺エリア
まずは大阪・梅田周辺エリアです。うめきたと呼ばれているJR大阪駅の北側にある梅田貨物駅の用地を中心としているこのエリアは、再開発が活発に行われています。
今までには、大型複合施設である「グランフロント大阪」の累計来場者数は開業してからわずか4年少しで2億人を突破するなど著しく発展し続けています。そのほかにもうめきた2期地区の再開発も発表され、2024年の夏の開業を目指して開発されています。
大きな公園や商業施設、オフィス、ホテル、住宅エリアなどが誕生する予定です。また利便性も高く、交通インフラの整備も積極的に導入され、新駅や路線などは地下になるため、地上のアクセスも非常にスムーズになります。
そのため、大阪・梅田周辺エリアは今後の再開発に伴った周辺環境の激変と交通網の整備によって今後の成長が期待できるエリアとなっています。資産価値も上昇していくでしょう。
阿部野エリア
次に紹介するのは阿部野エリアです。阿部野エリアには、超高層ビルの「あべのハルカス」があり、シンボルともいえる存在となっています。
また高級住宅街といわれている「帝塚山」や「北畠」も隣接しており、中古マンションであっても価格が下がっていないエリアです。そして高級住宅街ばかりではなく、商店街や文化住宅が立ち並ぶ下町なども同居しています。
そのため、阿部野エリアはさまざまな顔を持ち、それだけ多くの人が行き来しているエリアだといえます。治安もよく、学校も多いため、子育てにも最適な環境となっています。
アクセスにおいても関西屈指のターミナル駅である天王寺駅があり、大阪市内や和歌山県、奈良県へのアクセスも容易な線が揃っています。ほおかにも地下鉄御堂筋線や谷町線、近鉄南大阪線などもエリア内にあるため、利便性においては非常によいエリアであるといえます。
そのため、阿部野エリアのマンションであれば資産価値は今後も落ちることは極めて少ないでしょう。
東大阪エリア
次に紹介するのは東大阪エリアです。東大阪エリアの中でも放出駅周辺の再開発によって著しい変化を遂げています。
再開発のひとつとして、2019年にはJRおおさか東線が全線開通し、交通利便性が高くなりました。この線は、放出駅から新大阪をつなぐ路線であり、新幹線へのアクセスも非常に良好だといえます。
また放出駅から久宝寺駅までも開通しており、久宝寺駅周辺は安定した住宅資産価値を保っている地域のひとつです。10年以上前に分譲された新築マンションであっても、現在は何倍もの価格で取引されており、大阪市街の街ランキングにおいても資産価値第2位となっています。
交通の利便性も高まった現在はとくに東大阪エリアの資産価値はより成長し続けていくことでしょう。
中之島エリア
次に紹介するのは中之島エリアです。大阪市北区にあるエリアで、大阪大学医学部附属病院の跡地の再開発によって、商業施設やタワーマンションなどから構成される「ほたるまち」があることや、国際会議場や科学館、美術館などもあり、大阪の芸術や文化の拠点ともなりつつあります。
また2031年にはなにわ筋線が開通する予定となっており、梅田までもひと駅で行くことができる利便性の高いエリアとなります。また難波へもアクセスも良好となるため、人の流動も多くなることでしょう。
ほかにも再生医療の国際拠点としても整備される予定であるため、資産価値はより一層高まるといえます。またマンションの株価純資産倍率、いわゆる新築マンションの価格がその周辺の賃貸分譲マンションの賃料の何年分に相当するのかを示したPBRは、近畿圏の中でもトップクラスとなっています。
2031年に利便性が高まることでより、中之島エリアの資産価値が向上すると期待できます。将来性の高いエリアのひとつだといえるでしょう。
なんば・新難波エリア
最後に紹介するのはなんば・新難波エリアです。大阪の中でも知名度の高いエリアのひとつだといえますが、大阪市中央区と浪速区周辺のエリアを示しています。
大阪の2大繫華街のひとつであるミナミもあり、新旧両方の商業エリアが揃っています。そのため、人の流動性は非常に高く、人気のエリアのひとつだといえます。
また2009年には阪神なんば線が開通したことで、神戸三宮駅から近鉄奈良駅がたったの76分でアクセスできるようになり、奈良エリアへのアクセスも良好となりました。神戸から大阪のミナミだけではなく、奈良エリアへ利便性も高くなったことからもより一層資産価値が向上している所以だといえます。
そのため、なんばや新難波エリアは今後も資産価値が落ちないエリアだといえるでしょう。
まとめ
今回は大阪で資産価値が落ちないマンションのエリアについて紹介してきました。大阪でとくに将来性の期待できるエリアとしては、大阪・梅田周辺、阿部野、東大阪、中之島、なんば・新難波あたりがおすすめのエリアだといえます。
大阪で分譲マンションを探している方は、上記で紹介したエリアをよかったら参考にしてみてください。